寿陵墓(お墓のお勉強No1)
寿陵墓とは生前墓ともいい、生前にお墓を建てる事です。
めでたいお墓とされ数多く作られており、寿陵墓の『寿』は『長寿・長命』の意味があり、陵は『みささぎ・はか』とも読ま、古代中国から皇帝の墓をさす言葉とされているようです。
日本でも聖徳太子や蘇我入鹿などが生前自分の墓を作った記録があり縁起の良いとされて、鹿児島でも多く建てられております。
本来の寿陵墓の意味とは別ですが、最近では『子供に自分らが亡くなった後に子供らに迷惑をかけたくない。』『自分達が入るお墓を見て安心してたい。』などの現代ならではの意見も聞かれ生前に建てられる事が多いです。
これも、親心・家族愛の表れでしょう。