鹿児島市営 草牟田墓地墓じまい
関東圏在住の娘さんの依頼でした。
鹿児島市在住の高齢のお母様が今後のお墓の管理に不安をもたれ家族に相談の結果、墓じまいを行い納骨堂への引越しを決められたそうです。
草牟田墓地は鹿児島市でも歴史ある墓地です。
鹿児島市中心部に近い位置にあり墓地専用の駐車場は少なく特に工事車両の駐車スペースが無いため墓石建立・銘碑彫刻・墓じまいなどの石材業者が行う作業については通路も狭い関係上機械が入らず難所墓地です。
工事する為に弊社が心がけていることはお墓参りに来られる方の邪魔にならないようにする事を第一に考え晴天時の土日祭日は極力避け運搬機材での通路の占有など無いように注意して機材選び作業をさせていただいております。
写真の現場も墓地入り口に近い場所でしたが石材機械をいれづらい奥まった場所でしたので一人で手持ちできるサイズに石材を割り一輪車で広い通路に運び石材運搬車に乗せ替え取り付け道路を運びトラックに積み込み産廃場へ運ぶという作業で行いました。
※鹿児島県のお墓の処分できる産廃場は石材を30×30×30センチ程度に割って持ち込む事になっております。 （この寸法は一人で手持ちするには重いので今回は細かく割りました）
今回のような歴史ある墓地は特にお墓参りが困難な場所が多くお墓じまい（お墓石じまいと言うべきでしょうか？）が多くなってきています。
石材に携わる弊社としては「お墓石じまい」の現状は嘆くべき状況ですが変りゆく先祖供養の形としてお客様が難なく憩いと集いの場所であるお墓（納骨壇含む）参りできる環境づくりに対応していきたいと考えます。
石で作る本来のお墓？にもお客様がお墓参りしやすい設計を常に考えご提案してまいります。
室内納骨壇にも弊社が石で設計した物が増えております。
「墓は石」という固定観念？古いでしょうか？余談でした。
お墓まいりと言う日本人の習慣
これからも大事にしたいものです。
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