お墓の改築 前編 (リフォーム開始)
石材料をたくさん使い細部に気配りの行き届いた施工でまだまだ十分にお墓としての役割と家族の集える状態でしたが施主の意向でリホームする事になりました。
打ち合わせ時に施主に気になる点を伺ったところ、いくつかのポイントをあげられました。
1.水垢汚れが気になる。
2.納骨堂内の雨漏り
3.外柵の傾き破損
4.土間の隆起とヒビ
5.名碑の追加彫刻
このような問題点と現況の石の状態をふまえてスタイルは変えずに問題点の解決するべく、大幅な改築で進める事に決定しました。
『先代が作った墓石は残したい。』施主から出た言葉。
墓石部分は現況の墓石を使う。(磨き直し)
この言葉から先祖を大事にされる気持ちが伝わります。
まずは銘碑の磨き直しと追加彫刻を済ませ設置
解体するのになぜ?
契約→石材調達→解体→基礎工事→磨き直し(墓石部分)→外柵設置→納骨堂設置→墓石工事(現況磨き直し)→土間・物置・灯篭仕上げ→完成(引渡し・納骨)
完成までの期間を考え、出来るだけお墓参りが出来るようにギリギリまで現況をとどめておきたいと考えました。
本日、工場にて墓石の磨き直し作業中。
次回、のブログで磨き直しの写真をUpします。
完成仕上がりをお楽しみに!
墓石・納骨堂・銘碑 使用石種:内垣石(福岡県産高級御影石)
外柵 使用石種:安山岩(鹿児島県)
灯篭 使用石種:黄登石(韓国産)