鹿児島墓石移転・解体・撤去~まずその前に『閉眼供養』
墓石移転・解体・撤去の店選び
移転につきましては大半が石材店への依頼ですが問題なのは解体撤去。
最近では石材店以外の異業種への依頼や所在不明の石材店へ解体撤去を依頼した為にトラブルになった事例を良く聞きます。
事例としましては・・・
①見積もり時は安かったが請求額は倍以上(墓石のみの金額で納骨堂外柵等は別料金)
②解体時に隣接のお墓を破損させ報告なし・修復作業なしで苦情。依頼主が弁償
③解体時の墓地規約に反した撤去方法で墓地管理者から指導・やり直し
④解体後の墓石の不法投棄
⑤前金で支払いしたが作業してくれない・連絡も取れない。
色々あり過ぎて上げきれません。
皆様のお住まいの町やお墓の近くにも老舗石材店があると思います。
まずは店舗だけではなく工場や現場用設備も見て見積もり依頼されて下さい。
集いの場として参りされていた方々に『癒し』を提供してお墓。
お墓としての仕事を終わらせて大地へ本来の石へと戻してあげたいものです。
お墓の事なら石材店へ
『閉眼供養』
墓石・石仏建立時に「開眼供養」をされ石(お墓)魂を入れて頂く法要があったように、不要になり処分するときや改修(納骨室の改修でお骨を出して工事を行う場合)移転時に行う法要を「閉眼供養」といいます。
「抜魂式」、「魂抜き」などともいいます。
これは石仏お墓から霊や魂を抜く法要です。お墓を移転・解体・撤去して立て替えたりするときは、一度そのお墓から魂を抜いてお墓としての役目を終えさせ単なる石に戻さなければなりません。
法要は身内だけで行い、一般的に御経は菩提樹の僧侶にあげてもらい「閉眼供養」は終了です。
その後、納骨室の扉を開けお骨を出し骨壷の清掃・水抜き等を致しますので、あらかじめ石材店に待機してもらっていればスムーズにお骨を出し次の納骨施設への御引越が出来るかと思います。
また、墓石の移動・解体・撤去で不要になった仏石(竿石)は菩提樹の無縁塚に入れてもらうか、石材店に処分を依頼します。(鹿児島では一般的に仏石を含めた墓石全体の処分を解体撤去時に石材店が行う事が多いです。)
作業工程を見つめる視線(高級住宅にお住まいのカエル) お墓の撤去トラブル発生 鹿児島県